神戸生まれの美味しい快楽主義飯

美味しい快楽主義 快楽主義とは、感覚的な快楽を幸福と捉え、これを産出する行為を正しい・善いとみなす倫理学上の立場であり幸福主義の一種である。

美味しんぼ風 黒豆 を作ってみた:1&2日目

美味しんぼ10巻第5話にある「おせちと花嫁」にでてくる黒豆に挑戦してみました。

横綱のお嫁さん探しでおせちをつくるのですが、花嫁候補はみんな派手なおせちばかりを披露してくるのです。そのなかで呼び出しの娘、すみ子が作る黒豆を食べて、「地味だけどこんなにおいしく豆を煮ることのできる女性こそ嫁さんにほしいです」と横綱が言いハッピーエンド。

私は実は黒豆はおせちのなかでも好きじゃないものでした。甘ったるい豆というイメージだったので。実家でも黒豆はあまりでることがなかったので、とある割烹で食べた黒豆を食べるまでずっと避けていました。そのお店で食べた黒豆はほんのり甘く、そもそも豆が美味しくて・・・。そこから黒豆のイメージが変わって食べるようになりました。

 ちなみにこの黒豆、最初に言いますが作るのに5日かかります!

 

豆は阪急百貨店で、丹波黒大豆飛切極上とかいてある豆を買いました。

300gで約2000円。こりゃ高級。でもせっかく美味しんぼに出てくるレシピなので、いいもので作りたいなぁと思い奮発。とにかく美味しくできますように。
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まず1日目。

黒豆を軽く水で洗ったあと、一晩たっぷりの水につけます。

こんなかんじ。水は多めがいいですよ。
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一晩立つとこんなふうになります。
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右が乾燥した状態の黒豆。

左が一晩つけたあとの黒豆。
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皮が裂けた豆は取り除きます。

そのまま煮続けると、汁が濁ってきれいじゃないからだそうで。

ひとまずすごく皮が裂けてるなと思ったやつだけ取り除きました。
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ここまでの工程はかなりシンプル。

というかシンプルなレシピなんですが、手間がかかっているというものです。基本的には放置なので楽といえば楽ですね!そこはありがたい!